小児言語聴覚士(小児ST)の発達支援勉強会『こどものわ』
代表 三上愛です。
こどものわでは、小児言語聴覚士をはじめ、歯科医師、歯科衛生士、保健師、保育士、理学療法士、児童デイサービス職員など、さまざまな職種が集まり、子どもの発達支援について学びを深めています。
3月20日(金)21:30〜 質問相談交流会を開催しました。
質問相談交流会では月に1回、オンラインで集まり、メンバーさんからの相談や質問などにお答えしています。
みなさんは、発達支援の現場で、「このアセスメントで合っているのかな」「この支援の進め方でいいのかな」と迷うことはありませんか?
アセスメントをおこなっても、それをどう支援につなげ、どのように立案したらよいのか悩むというお声も度々お聞きします。
こどものわは、そうした日々の臨床の悩みを持ち寄り、明日から使える形に整理していく勉強会です。
今回は、いくつも出た質問の中から、構音訓練に関するご相談をみなさんとも共有しようと思いブログを書きました。
今回はメンバーさんが保護者の許可を得て、録音した音声を共有しながら、構音評価が適切かを確認し、その評価をもとに構音訓練のプログラム立案が妥当かどうか、また構音訓練以外にも取り組むべき課題があるのかについて、みんなで意見を出し合いました。
ひとりで考えていると、どうしても視点が偏ってしまったり、「これでいいのかな」という不安を抱えたまま支援を続けてしまうことも少なからずあると思います。
特に構音の領域は、評価や訓練の進め方について相談できる場が少なく、迷いを抱えやすい分野でもあります。
そもそも構音は単純に構音を評価するだけでなく、知的発達、言語発達(特に音韻発達)、口腔機能、呼吸発声機能、協調運動、感覚など様々なことをおさえながら、評価・訓練を実施します。
なので、難しいと感じられる方が多いのかなと感じますし、これらが評価できていない状態で訓練を進めても、構音訓練がうまくいかずに、難渋してしまうことが多くあるように感じます。実際に相談に乗っていると、視点が少ないことで苦労していると感じるケースが多いです。
だからこそ、今回のように実際の音声をもとに、評価の妥当性や支援の進め方をすり合わせながら、プログラム立案まで一緒に考えられる時間は、とても貴重だと感じています。
実際、ご相談してくださったメンバーさんは、もっと評価した方が良いところや訓練の進め方で、自分では思いつかなかったことを持ち帰ってもらえたようでした。
色々整理して最後に「やってみます!」という声は、モヤモヤが晴れた声で表情も明るくなり、私もとても嬉しくなりました。
(こどものわ内での講義や質問相談交流会は、アーカイブがありますので、リアルタイム参加ができなくても学べます。過去動画も見放題です。)
こどものわでは、私が一方的に答えを伝えるのではなく、参加者それぞれの視点や経験を持ち寄りながら、一緒に考え、整理していくことも大切にしています。
一人の意見では見落としていたり、気づかない点は必ずありますので(人間なので当たり前ですよね、完璧なんてないです!)、「みんなで考えること」を大切にしています。
そして、みんなからの意見を聞く中で「この見方でよかったんだ」「この進め方で大丈夫そう」と、少しずつ自信が持てるようにサポートしています。
安心して相談できる場があること、支援の進め方を一緒に考えられる仲間がいることで、支援者が安心して日々子どもたちに向き合えるように、そんな願いを持ってこどものわを運営しています。
もし今、「このままでいいのかな」と感じている方がいたら、こどものわを学びの場のひとつの選択肢として思い出していただけたら嬉しいです。
今後も、メンバーさんが安心して学び合い、明日からの臨床に自信を持って向き合えるような場を大切に続けていきたいと思います。
こどものわでは、こうした学びの場について知っていただけるように、無料体験・説明会もおこなっています。
どんな雰囲気なのか、どんな学びができるのかをお伝えしていますので、「少し気になるな」と感じた方は、お気軽にご参加いただけたら嬉しいです。
次回は4月3日(金)21:30〜になります↓

ぜひお会いしましょう!